横幅14cmの丸ビンの中で帆船Cutty Sark（カティサーク）が緻密に組み立てられた、プレミアムクオリティのボトルシップ　Ship-In-Bottle です。

カティサークは世界最後の無傷の快足帆船（クリッパー）で、現在はロンドンのグリニッジにある壮大な乾ドックに保存されています。1869年に紅茶貿易のために建造されましたが、スエズ運河の完成により蒸気船の経済性が向上したため、帆船であるカティサークは余剰船となりました。その後オーストラリアからの長距離羊毛貿易に活路を見出し、そのスピードで驚異的な評判を得るに至りました。

ボトルシップ（和製英語、英語では通常Ship-In-(a)-Bottleと呼ばれます）は、あるセーラーが飲み干した酒瓶の中で船の模型を組み立てたことに起源を発するという説がありますが、定かではありません。現存する最古のボトルシップは1784年にイタリアでジオーニ・ビオンドによって作られたものと言われています。

本品は進水150周年を記念して、英国で企画されインドネシアで製作されたお品です。伝統的な手法で手作りされ、木製の船体、コットンの帆と細い糸の艤装が巧みに組み上げられています。
台座に取り付けられた銘板はエッチング仕上げです。
本品のもう一つの特徴は台座とビンが分離しているという点です。これにより台座を銘板が見えるように置いたまま、ビンを左右反転して船の裏側をディスプレイすることができます。

横幅（全長）：14.5cm　ビンの直径：6.5cm　重さ：230ｇ

※お断り：本品（および当店で扱うすべてのボトルシップ）は手作り製品です。個体ごとに画像とは微妙に異なる仕上がりになっていますので、予めご了承ください。
※ビンはお酒や果汁を入れて実際に使用されていたビンです。このため、ガラスに文字やロゴが刻まれていることが御座います。これも本品の一つの特徴ですので、予めご了承ください。（鑑賞の邪魔になる位置には文字などは御座いません）